花組次期トップスターについて(仮)

話が前後してしまいますが、花男楽が終わったこともあり、いつ発表されるかわからないため、少し書かせてください。

また、ファンの方には少し酷な書き方をする場合がありますので、あくまでも個人の意見として読み流してもらえればと思います。

と言いますのも、SNSではあまり大声で言えないこともあってこのブログを開設したきっかけでもあります。

 

では、本題に入ります。

現在の花組は、長い間トップスターを務めている明日海さんが率いています。

明日海さんがトップに就任される頃に、初めて好きになった贔屓の退団発表と重なったこともあり、お披露目公演から観劇を始めました。

エリザベートは友の会もプレイガイドも全滅で、ツアーでの参加となりましたが二回観劇が叶い、サイン色紙を手に入れたり、とても思い出のあるものとなりました。この詳しい話はまた後日改めて書きたいと思います。

その頃、明日海さんだけではなく、二番手に就任された芹香さんにも注目していました。キキちゃんの笑顔とっても素敵ですよね。

わたしはほとんどと言っていいほど、宝塚の人事や裏事情を知らないため、見た目や歌、演技、ダンス等個人の好みだけで観る作品を選ぶため、この組が絶対!ということもありません。

一時期チケットが取りにくいこともあり、観劇がしばらくご無沙汰になっていた頃、キキちゃんが宙組に組み替えになることが発表されました。

わたしはトップコンビと二番手のキキという並びがとても好きだったので、とても寂しい気持ちになりました。

でも、組み替えは決して悪いことではないし、宙組は好きな組だったので、また宙組を観に行く楽しみが増えた、という気持ちもありました。

そんな時に運良くポーの一族のチケットが取れ、銀橋近くのS席ということもあり、当日を楽しみにしていました。

事前にネットでの反応を見てみようと検索してみると、『キキはポーに合わないから組み替えになった』『ポーのために出した』という内容の書き込みを見て固まりました。

以前から、カレーちゃんの歌唱力や覇気のないセリフを聞くのが少し苦痛だな、と思っていたこともあってモヤモヤした気持ちを抱えたまま観劇することに。

ただの噂だから気にすることない、きっと楽しいはずだと自分に言い聞かせて。

 

実際始まってみるとそんな噂も忘れて、自分のすぐ近くで立ち止まって歌い姿に見惚れたりと夢のような時間が流れ、少しだけ安心しました。(席は本当に最高でした、エドガーがわたしのこと見て歌ってる……と本気で思うほど近かったです)

でも、やはりアランを演じるカレーちゃんには耐え難いものがあった。

元々苦手だったことと、このために外に出されたと言われていたことをすぐに思い出し、すごくショックを受けました。

チケットは決して安いものではありません。劇場に行くのにも、地方に住んでいるため、新幹線の予約、ホテルの予約と観劇にはチケット代以上に経費がかかります。

それでも素晴らしい舞台が観られる宝塚が大好きです。

ただ、その時は、凄く良かったなという気持ちと、この人が二番手ならもう無理にチケット取らなくても、千秋楽はライビュがあるからそれでいいか、と。

そのくらい受け入れられないほど嫌になってしまった自分に気が付き、それ以降は千秋楽のライビュのみ申し込むだけに。

評論家のようなことは言いたくないけれど、質を上げるために努力をしても響いてこない人はいるのだなと。

ルックスはすごくいい。花男の道明寺はそのものという感じで、あれを原作ファンが見たら一発でファンになっちゃうだろうなと。

でも、わたしにそれは伝わらなかった。何をしても声を聞けばそれだけでスッと心が引いていく。直前までのドキドキした気持ちが一気に冷めてしまう。

これは好みの問題なので仕方がないことです。

トップスターが退団するということは次は誰だ、と思います。もちろんわたしもその一人です。

でも、トップスターになってほしくないとは思いません。きっと劇団は彼女を大事にしているし、トップスターにしたいと考えてるのだろうと思うからです。

ここでまた、ネット上では様々な憶測が飛び交っています。

このまま彼女が順当に上がる、他の組から落下傘で来る等それはもう色々と。

そしてその中に、キキが落下傘で花トップという文字を見たときにはもう勘弁してくれと。

答えが出るまでは何も言えないけど、この結末にだけはならないでほしい。どうしてまた好きな人を観に行くためにあの蚊のような何を言ってるかわからない歌やセリフを聞かなければならないのだと。

これはわたしの好みの問題ですが、観劇は決して気軽に出来るものではありません。それを踏まえた上で、そんな嫌な思いをするなら劇場に足を運ぶのはやめようと考える人がいてもおかしくありません。

見たくないからこのまま順当に上がってくれれば見に行かなくて済むからホッとするというのが本音。

他に組み替えになっても同じです。どこにも行かずにこのままなってくれれば、その間、どんな演目でもあのクオリティなら観に行かなくてもいい。そうはっきり言えるほど、彼女はわたしが花組に通いだした頃から何も変わっていない。

まだ早い、なんて意見も見かけますが、同期のことちゃんは次期就任が決まっていて、わたしもこれには喜びましたし、とても楽しみです。

ライバルとまで言われてるのに、彼女だけまだ早いと言われるのはおかしいのではないでしょうか。このまま二番手を続けても声に深みが出ることもないのでは。演技も早口になると何を言ってるのかさっぱりわからないことが多いのは昔からでしたし……。

よほど、ポーの件が堪えているせいかかなり冷めて目で見てしまう自分も嫌になっているところもあります。

 

発表までは落ち着きませんが、最悪の結果にだけはならないでほしいと願うばかりです。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ポーの一族 (Blu-ray Disc)
価格:10800円(税込、送料別) (2019/7/3時点)